「氷川丸船内の非公開場所見学ツアー」に参加しました

以下の内容に就いて、実際に行ったのは 先月12日11時~で、アップするのを忘れて仕舞い報告が遅れました。

山下公園に係留されている「 重要文化財 氷川丸 」の一般の見学コースは、客室や社交室・食堂といった乗船客用のエリアと操舵室や機関室などで、昭和初期の客船の豪華な内装や操舵室の機器を当時の雰囲気で味わうことが出来ます。  「 氷川丸 」の詳細に就いては 以前報告しました 下記2件 をご一読下さい。  

最初の2枚の写真は 水上バス から撮った 氷川丸 の全景です。
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以下の写真は「 マリンタワー( 現在工事中 )」から撮った氷川丸 の全景です。
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重要文化財「氷川丸」を見学しました【其の壱】
重要文化財「氷川丸」を見学しました【其の弐】

以前書きましたが「 山ちゃん 」は「 重要文化財 氷川丸 」を管理運営している 日本郵船 の「 日本郵船歴史博物館 友の会 」のメンバーで、メールで イベントの情報を教えてくれます。
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今回「 友の会 」から送られて来たメールに「 氷川丸船内の非公開場所見学ツアー 」があり、見学したことが無いので 早々に申し込みました。

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使用していた乗組員の部屋や風呂場、船首部分、機関部 等、普段見物出来無い箇所が、使われず古いままの状態で見学出来るのです。  

「 氷川丸 」に行く 一番近い駅は 元町中華街駅で、「 山ちゃん 」の最寄り駅から 15分程度です。
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少し早めに行って「 山下公園 」を散歩。  この辺りは その内 花や桜が咲いて賑やかになります。
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集合時間の15分前に行って、入館料( 山ちゃんの場合は150円 )を支払い エントランスロビーで待ちます。
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集合後、係の方から、注意事項を受けます。  手袋( 軍手 )、マスク、パンフレット、アンケート用紙が用意されていました。  いよいよ 日頃見学出来無い所へ。  分かり難いですが船の図面です。
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【 二等社交室( ラウンジ )】
船尾楼甲板から降りていくと5番ホールド( 船倉 )を利用した多目的ホールです。  一般公開はしていませんが現在も使用中だそうで、ピアノ等が置いてありました。
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当時は 溶接技術が低く、接合部分は 全て「 リベット接合 」となっています。
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【 乗組員居住区 】
当時の乗組員が使っていた 風呂場、ベッド、トイレ、家具がそのまま残っています。  この辺りはメンテナンスもされておらず 全く「 廃墟の状態 」でした。
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【 艦長室 】
乗組員の中で 唯一 個室が与えられていたそうです。
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【 移動途中の通路 】
壁や天井に塗られていた 塗料は 剥がれ放題です。  船内の客が一般的に動く 通路や階段は「 手摺り 」が取り付けられていますが、船員が常時居る場所はありません。
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【 船首部分 】
ウィンドラス[ 揚錨機( ようびょうき、錨を引き上げるための甲板機械 )]は、綺麗に保存されていました。  大型船は全て動力式で、錨鎖がはまり込む形状・寸法の鎖溝をもつ巻取車輪を備え、これを歯車で回転させながら巻き揚げ,巻き揚げた錨鎖は錨鎖庫に下ろす様になっています。  投下の際にはクラッチを外して巻取車輪を空転させ、錨の自重を利用します。 巻取車輪の両軸端には綱巻胴が設けられており、これで係船用の索の巻取りも行われます。
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この後、エンジンルーム、スクリューシャフトが見られる ホールドに行くため 一度氷川丸を出ます。
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【 白灯台 】
出た所にあるのが「 白灯台 」。  この灯台は、横浜港の山下埠頭側の内防波堤に 明治29年( 1986 )に設立された物で、  昭和38年( 1963 )に現在の位置に移設され迄は、船舶の 通行標識 として使われていた灯台で、現在 遊覧船等乗ると見られる「 赤灯台 」とペアで使われていました。
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下の写真が「 赤灯台 」で、京都の友達「 かっちゃん 」が来た時 クルーズ船より撮影しました。  実際は「 赤色 」です。
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狭い所に行くので、全員 ヘルメットを着用します。  確かに 急勾配の階段は 横幅は人一人が精一杯。
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途中で案内の方が教えて戴いた「 赤い線 」。  これ「 吃水線 」なんです。
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【 機関室 】
最下部( ホールド )に行く途中の 機関室です。  上を見上げると 船内の大きさと高さを知る事が出来ます。  主機関には当時としては珍しい、燃費が高いディーゼルエンジン2が基搭載されています。  当時主流だった蒸気タービンと比べると省スペースだったのですが、それでも4層分の甲板をぶち抜く巨大な空間が必要なスケールです。  機関室の最下部は 吃水線よりも下に設置されておりここの中央の通路までは一般公開されています。  今回は 非公開場所 と言うことで、特別にフェンスを抜けてエンジンと船側の間の狭い通路を通って船尾方向へ向かいます。
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【 スクリューシャフト 】
見所の一つとなっています。  ディーゼル機関を挟んで通路とは反対側を歩くので一般見学では見えない機器の裏側を見ることが出来ます。  二基のスクリューを回すために必要なエンジンや機器は残されていますが、係留保存の改装工事で途中から「 スクリューシャフト 」は切断され取り外されてしまいました。  取り外された所には「 台座 」だけが残されていました。
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かつてはその向こうにスクリュープロペラがあったのです。  因みにこちらは二軸の左舷側の写真です。
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シャフト室の最後部に到着しました。  かつては 太平洋を往復し 多くの客を運んだ船の この様な状態を見ると空しく感じます。  此方は 右舷のシャフトの部分です。
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どちらにしても、巨大船のスクリューシャフトが見られたことは貴重な体験でした。

ここで「 非公開場所 」の見学は終了です。  この後、元の部屋に戻り、希望者は そのまま 日本郵船 の方が 通常の見学コース を案内されるそうですが、複数回来た「 山ちゃん 」は、アンケートを書いて お礼を言って下船しました。  これで約1時間の非公開区域見学ツアーは終了です、興味深い見学会でした。  

お腹も減りましたし、この後「 横浜中華街 」へ Go。

※ 現在 新型コロナウイルス感染症対策に伴い、2月29日(土)から3月16日(月)の間、一般見学ツァーも含め臨時休館となっています。

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