時代祭を見学しました【其の四(安土・桃山時代)】

今日は「 安土・桃山時代 」です。  行列は 最初「 豊公参朝列 」で、次ぎに「 織田公上洛列 」へと続きます。

【 豊公参朝列( 参列者 : 平安講社 第十社( 伏見区 ))】
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下の絵は 往事の「 大名 」の姿です。
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豊臣公参朝の内、慶長元年( 1596 )5月の秀頼初参内( 朝廷へ参上すること )と、同2年9月の元服の時は最も盛儀であったと伝えられおり、本列はその様相を模したものです。  乗物は特に盛儀に使われた牛車で、「 檳榔毛唐庇車( びんろうげからひさしぐるま )といい、「 蒲葵( びろう )」の葉で葺き、すだれなどの「 色文( いろあや )装具 」は最高の様式のものです。  前後に従う大名は実際はもっと多数ですが、本列はその一部を現わしたものです。  又、服装は当時 特に「 一日晴れ 」として規則以外に許されたもので、衣冠の姿も普通では無く、袴をつけ太刀も武家風です。  徒歩の者は当時の武家風の特徴を現わしています。
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・前田玄似( まえだげんい )
豊臣政権の五奉行の一人で美濃生まれ。  僧侶であったが還俗して織田信忠に仕え、その後京都奉行となり、豊臣秀吉に重用され丹波亀山城主となる。
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・石田三成
豊臣政権の五奉行の一人で近江坂田郡石田村生まれ。  秀吉の家臣で訴訟の処理、財政運営、太閤検地などに貢献。  又、九州征伐、小田原征伐、朝鮮出兵でも、兵站輸送、占領政策の立案・実施などに才幹を発揮しました。  佐和山城主となり十九万四千石を領す。  秀吉没後、徳川家康に対抗するが、関ケ原の戦に敗れました。
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・浅野長政
豊臣政権の五奉行の首座に列した人物で近江生まれ。  尾張国安井重継の子で、浅野長勝の養嗣子。  代々織田家に仕え、豊臣秀吉に従う。  武将としても戦功を挙げ、太閤検地の奉行等としても活躍した。  関ヶ原の合戦では徳川家康側につく。
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・牛車( ぎゅっしゃ )
乗物は「 橿榔毛唐庇車( びんろうげからびざしくるま )」とよばれる牛車で、ビロウの葉で屋根を葺き、御簾などの色文装具などは最高の様式となっています。  前後に従う大名は実際にはもっと多人数ですが本列ではその一部を現しています。
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・長束正家( なつかまさいえ )
豊臣政権の五奉行の一人。  豊臣秀吉に仕え、郡国の貢賦租税会計を司り、累進して従五位下大蔵大輔となる。  関ヶ原の戦後、池田輝政とその弟長吉に攻められ、子の伊賀守と共に自刃しました。
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【 織田公上洛列( 参列者 : 平安講社 第五社(東山・山科区、中京・下京区の一部 )】
「 応仁の乱 」後の京都は非常に寂れ、皇室も衰微してしまいました。  永禄11年( 1568 )9月、「 織田信長 」は「 正親町天皇 」のお召しに応じ、兵をひきいて上洛し、御所を修理、都の復興に努めて民を落着かせました。  本列は、朝廷の命を受けた立入宗継が、粟田口( 京都市東山区 )に織田公を出迎え上洛する姿を模したものです。  この時代に注目すべきは、戦に鉄砲が導入されたことで、甲冑の多くは胴丸で、各部に鉄板を使った「 当世具足( とうせいぐそく )」の新形式で、江戸時代に掛けて用いられたものです。
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・立人宗継
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・織田信長
天正元年( 1573 )室町幕府を滅ぼし、天下統一を目前に、本能寺の変で明智光秀に討たれて自害しました。  三枚鞠鍬形打兜に紺糸繊胴丸と正親町天皇より拝領の胴服を着用した珍しい服装で、茶革巻太刀と腰刀を侃き、采配を持った姿です。  馬印は大金瓢。
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・羽柴秀吉
後の豊臣秀吉。  天文23年( 1554 )頃から信長に仕え、次第に頭角を現し始めた頃の秀吉で、勝色( かちいろ )日の丸絨胴丸に五七の桐紋の陣羽織、三鍬形前立兜で、糸巻太刀に鞭を持った姿です。  馬印は千成瓢箪で中央の大瓢箪の周囲に5個
の小瓢を下げたものです。
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・丹羽長秀( にわながひで )
永禄11年( 1568 )の箕作城( みずくりじょう )攻めで功があり、信長の重臣となりました。  溜塗革包胴丸( ためぬりかわつつみどうまる )に拍子木紋の陣羽織、唐冠兜( とうかんかぶと )、標柄巻太刀に鞭を持った姿です。  馬印は拍子木紋小旗付馬聯。
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・滝川一益( たきがわかずます )
黒糸絨具足に赤地立四窒紋の陣羽織、銀水牛脇立兜、茶柄巻革包太刀に扇を持った姿です。  馬印は頭黒白毛漆革角取立四案紋。
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・柴田勝家
織田家の宿老( しゅくろう )で、のちに信長の妹お市の方を妻としました。  革包紫糸絨具足に結び、雁金紋( かりがねもん )の陣羽織、銀瓦形脇立兜( りがねもんぎんがわらがたわきだてかぶと )、紺柄糸巻太刀に鞭を持った姿です。  馬印は十七枚重金幣。
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明日は「 室町時代 」です。

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