江ノ島に行って来ました【 其の壱 】

江ノ島方面には 何度も 行っていますが、江ノ島弁天橋 を渡り 坂道の「 弁財天仲見世通り 」の途中で引き帰し 食事後 ヨットハーバー で ヨットを見ながら一休みして帰るコースが大半でした。

秋晴れの日々が続いているので、今迄と違ったコース
① JR大船駅から 湘南モノレール を利用して 江ノ島へ
② 江ノ島弁天橋 の船着き場から 遊覧船弁天丸 で、稚児ケ淵に移動
を大まかに決め行って来ました。

【 湘南モノレール 】
橫浜から江ノ島へ行くには、鎌倉駅 経由 では無くJR大船駅 から 「 湘南モノレール 」を利用するのが最短コース( 15分程度 )です。 ただ江ノ電を利用した際の 素晴らしい海の景色は望めませんが モノレールに乗る楽しさはあります。
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湘南モノレール「 江ノ島駅 」の改札口横にある テラスからの 富士山は 穴場展望台です。
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【 小田急線 片瀬江ノ島 駅舎 】
この後 江ノ電「 江ノ島駅 」を経由して弁天橋に向かいます。
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今回は 途中で右折し 小田急線 「 片瀬江ノ島駅 」の駅舎を撮りました。  以前「 江ノ島水族館 」に行った時は 工事中でしたが、今年の7月に完成しました。  駅舎は竜宮城を模したデザインになっており、「 関東の駅百選 」に認定されています。
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夜はライトアップもされているそうです。
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【 江ノ島って 】
「 江ノ島 」は、神奈川県藤沢市にある湘南海岸から相模湾へと突き出た陸繋島です。  湘南を代表する景勝地で、古くからの観光名所で、神奈川県指定史跡・名勝、日本百景の地です。  交通機関の駅名等では「 江ノ島 」と表記しますが、町名や公文書等では「 江の島 」と表記されているそうですが、結構あやふやです。  ただ古くは「 江島神社( 日本三大弁天の一つ )」に代表されるように「 江島 」と表記されていたこともあります。

四囲を「 海蝕崖 」に囲まれた険阻な地形、海蝕洞「 岩屋 」の存在は、古来宗教的な修行の場として「 江ノ島 」を特色付けてきました。  奈良時代には役小角が、平安時代には空海 や 円仁が、鎌倉時代には良信( 慈悲上人 )や一遍が、江戸時代には木喰が参篭して修行に励んでいます。  

寿永元年( 1182 )に源頼朝の祈願により文覚が弁才天を勧請し、頼朝が鳥居を奉納したことか切っ掛けとなり、代々の将軍や御家人が参拝しました。  鎌倉時代以後も、その時々の為政者から聖域として保護され参詣されてきました。  

祀られている「 弁才天 」は水の神という性格を有し、歌舞音曲の守護神とされたため、歌舞伎役者や音楽家なども数多く参拝しました。  

江戸時代後期には江戸庶民の行楽地として大山 - 江ノ島 - 鎌倉 - 金沢八景を結ぶ観光ルートが流行りました。  立て前は寺社参拝ですが景勝地や古蹟を訪ね、名物料理を味わい、名産を土産とするという側面が強くなってきます。  江の島の風光は多くの浮世絵に描かれ、歌舞伎の舞台となるなど、広く知られるようになりました。

・歌川広重「 冨士三十六景 相模江之島入口 」
歌川広重冨士三十六景:相模江之島入口1.jpg

・葛飾北斎「 富嶽三十六景 」より相州江の島
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・歌川広重「 相州江の島 弁才天開帳詣 本宮岩屋の図 」
歌川広重『相州江の島 弁才天開帳詣 本宮岩屋の図』。.jpg

明治6年( 1873 )明治政府の「 廃仏毀釈 」により 以降 約150年「 江島神社 」となっていますが、江ノ島霊場1460年の長い歴史の中で、それまでは「 金亀山与願寺 」という寺院で、神仏双方が祀られていました。  これにより「 与願寺 」は宗像三女神を祀る「 江島神社 」となり、宿坊は一般旅館へとかわりました。  

明治20年( 1887 )の鉄道開通、更に 明治35年( 1902 )の「 江之島電氣鐵道 」の開通は江の島に多くの観光客を運ぶことになり、鎌倉まで全通すると、江の島、鎌倉を結ぶ観光ルートが確立し、修学旅行などで賑わうようになりました。  大正時代には新たな神社として児玉神社( 其の弐で説明します )が祀られました。  

大正12年( 1923 )の関東地震により島全体が2m近く隆起し、海蝕台が海面上に現れた一方、東岸の津波被害は著しく、島内のほとんどの建物は倒壊し、又島の桟橋は津波で流失しました。  昭和4年( 1929 )には「 小田急江ノ島線 」が開通したことや 湘南遊歩道路( 国道134号 )等のインフラ整備が整い、昭和9年( 1934 )の 海底透視船が営業開始するなど 新しい魅力が加わり、観光客が増えました。 

戦後 昭和22年( 1947 )には、江の島を含む鎌倉郡片瀬町は藤沢市に編入され、藤沢市と江ノ島鎌倉観光による「 江ノ島の観光地開発 」が本格化します。  木造の「 江の島桟橋 」はコンクリート製の「 江ノ島弁天橋 」となりました。  昭和34年( 1959 )日本初の野外エスカレーター「 江ノ島エスカー 」を建設され 容易に頂上まで行かれる様になりました。

昭和39年( 1964 )の第18回 東京オリンピックでは、ヨット競技会場になりました。  今は 来年の オリンピックに向けて 既に準備が完了しています。

ここから 歩いた順番に 纏めました。  ただ「 江ノ島 」全体を回った訳では無く、岩屋洞窟 や、江島神社「 奥津宮 」迄は足を運んでおりません。  と言うのは「 腰痛 」が直ったばかりで、勢いで歩くと 再発する可能性があるのと、冒頭 ②で書きました「 遊覧船 弁天丸 」が休みだったので、次回の楽しみと取っておくことにしました。

【 江の島弁天橋 】
鎌倉幕府によって編纂された「 吾妻鏡 」によると、干潮時、片瀬の浜から江ノ島まで歩いて渡ったという記載があり、江戸時代には、幕府の高官、歌舞伎役者、職人、火消し、楼主や魚河岸の人々など幅広い階層の参詣者が、干潮時に現れた陸路を歩き、江ノ島を訪れていたそうです。  明治の時代になって木橋が架けられ、現在の「 江ノ島弁天橋橋( 389m )は、昭和39年( 1964 )に開催された東京オリンピックのヨット競技に合わせ完成したものです。  ヨットハーバーに行くと「 記念のヨット 」が飾られています。
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橋 周辺から見た風景です。  この日は 運良く 雪を抱いた「 富士山 」が見えました。
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何時見ても素晴らしい霊峰です。

この橋の途中に 遊覧船の船着き場があるのですが、当日は休業の為、仕方無いので 歩きとエスカレーターを利用して「 江ノ島シーキャンドル( 展望灯台 )」へ行く事に 予定を変更しました。  次回は 運行を確認してから。
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※ 弁天丸 運行問い合わせ
・ 電話番号( 藤沢市観光センター )0466-22-4141
・ 営業時間 10時 ~ 16時
・ 利用料金 大人400円

弁天橋から「 七里ヶ浜 」方向を見た景色です。
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もう目の前に「 鳥居 」が見えます。
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【 青銅の鳥居 】
「 江ノ島 」の入り口に建つ この青銅製の鳥居は「 市指定の文化財 」となっています。  延享4年( 1747 )に建立され、文政4年( 1821 )に再建された物です。  両柱には 鋳物師:粉川市正藤原国信、世話人:浅草新鳥越の八百屋喜四郎、願主:新吉原の扇屋宇衛門、大黒屋勘四郎、松葉屋半蔵や、代々山という名の花魁の名前も銘文に刻まれており、江戸時代の信仰の厚さが今にも伝えられています。  江ノ島道に於いて「 三つの鳥居 」がありました。  一の鳥居は遊行寺前に、二の鳥居は洲鼻通りにありましたが、現存するのはこの「 三の鳥居 」のみです。  龍が施された扁額には「 江島大明神 」と書かれています。  これは鎌倉時代の「 文永の役( 蒙古襲来 )」に勝利した記念に、「 後宇多天皇 」から贈られた勅額の写しとなっているそうです。
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【 弁財天仲見世通り 】
鳥居を潜ると両側におみやげ屋さん、しらすを中心とした食堂や 旅館・ホテル 等が建ち並んでいます。
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途中 左手にあるのが 江ノ島名物の「 丸焼き たこせんべい 」が食べられる「 あさひ本店 」です。  何時も混雑しています。  小さな「 水タコ 」を鉄板の上で 圧力を掛けて焼きます。  その際 水分が蒸発しますが その音が タコ の悲鳴に聞こえ、それ以来 食べていません。
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【 朱の鳥居 と 瑞神門 】
「 朱の鳥居 」の右手前にある「 江島神社 」と掘られた字体は、日露戦争 で活躍した「 東郷平八郎 元帥 」が書いたそうです。
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「 弁財天仲見世通り 」の突き当たりにあるのが「 朱の鳥居( 現在の鳥居は、昭和11年( 1936 )、山田流筝曲の家元・林敏子が再建・寄進したものです ) と 江島神社の御神門である瑞神門( 竜宮城を模したと言われています )」です。  この赤い鳥居の先の階段を上がると「 江島神社の辺津宮 」があります。
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【 江の島 1dayパスポート 】
本来なら「 瑞神門 」経由が オーソドックスな参拝の道順ですが、楽をしたいので「 江ノ島 1dayパスポート 」を購入しました。  一日のみ有効ですが、島内を行ったり来たりが出来る便利切符で、エスカレーター、シーキャンドル、岩屋洞窟 等に適用されます。  先程も書きましたが、腰痛を考え「 シーキャンドル 」で引き返すことにしました。
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「 江ノ島 」には 三箇所の エスカレーター があり、「 1dayパスポート 」を利用出来ます。  通常石段を登ると頂上まで約20分かかる道のりを 僅か4分に短縮することが出来ます。  頂上に行く迄の3区間をそれぞれのエスカレーターが繋いでおり、合計の長さは106m、高低差46mです。
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明日 其の弐として「 江島神社 」からスタートします。

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