「明月院ブルーの紫陽花」と「花菖蒲」を見に名月院へ

久し振りの投稿です。  そろそろ 北鎌倉 名月院の「 紫陽花 」と「 花菖蒲 」が綺麗に咲いているだろうと思い 確認したら 見頃ですとの 返事を頂きました。

取り敢えず行ってみようと、久し振りに 遠くへの外出です。 と言っても 一時間内で十分行ける距離ですが。 コロナによる自粛で 最近 カメラを手にしたことも無く、バッテリーの充電をして 早々に出掛けました。 昼前で 電車は ガラガラの空き状態。  橫浜駅から 横須賀線で 北鎌倉駅へ、僅か20分で到着です。  窓が開いた状態でクーラーがかかっていました。  

下車後、線路に沿って歩くこと 約15分。 何時もなら この季節 駅から名月院まで「 蟻の行列 」みたいに 人の列が続くのですが。  道はガラガラ状態。  ただ 暑いうえに マスク をしているのが 大変辛いです。

駅から「 名月院 」迄の何時もの風景です。
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【 名月院に就いて 】
「 明月院( めいげついん )」は、臨済宗建長寺派の寺院で、山号を「 福源山 」と言います。  本尊は「 聖観音 」、開基は「 上杉憲方 」、開山は「 密室守厳( みっしつしゅごん )」です。  開山堂 山内上杉家の祖「 関東管領、上杉憲方 」は「 密室守厳 」を開山として「 明月院 」を開創しました。  憲方の没年は応永元年( 1394 )で、それ以前の開創です。  

寺伝では、平治の乱で没した「 首藤俊通( しゅどうとしみち )」の菩提の為、永暦元年( 1160 )、その子の経俊が「 明月庵 」を建立したのが草創とされ、憲方は中興者とされていますが、実際の開基は憲方とみるのが通説となっています。  明月院は、「 禅興寺 」という寺の塔頭禅寺でした。  「 禅興寺 」の起源は、鎌倉幕府第五代執権「 北条時頼 」に迄遡ります。  時頼は別邸に持仏堂を造営し、「 最明寺 」と名付けましたが、時頼の死後は廃絶しました。  時頼の息子の「 北条時宗 」は「 蘭渓道隆 」を開山としてこれを再興し、「 禅興寺 」と改名したのです。   本体の「 禅興寺 」は明治初年頃に廃絶し、明月院のみが残りました。

【 名月院ブルー 】
「 明月院 」は、「 あじさい( 紫陽花 )寺 」とも呼ばれ、「 紫陽花 」が咲く 6月頃は大変な混雑となります。( 今年は別ですが )  この寺の 紫陽花 は約2500株とも言われています。  植えたのは、さほど古い事ではなく、「 手入れが比較的楽だから 」という理由で、第二次世界大戦後に植えたものが次第に有名になりました。  「 紫陽花 」の他にも1年中花が絶えず、紅葉でも知られています。  冬は蝋梅( ろうばい )、春は梅と桜が咲き誇ります。   境内の案内地図に、様々な花が植わっているのが判ります。
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緑の木々に覆われた「 名月院 」の境内に植わっている「 紫陽花 」は、「 名月院ブルー( 一般の青色より少し濃い色で、土壌のph( 種類にもよりますが、酸性度に依存 )による為、濃い青色が特徴となっています )」と呼ばれており、大半が青色をしているのが特徴です。
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本来 入場する為の「 拝観券 」の購入は「 総門左手 」の臨時の小屋( 販売所 )で購入するのですが、今年は 見学者が少ないので「 総門 」で購入しました。  待つことも無くすんなりと拝観券を購入。
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何時もはこんな状態です。
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院内は下記の図を参考にして下さい。  紫陽花を見る前に「 総門 」から入った左手を散策します。  勿論 此所でも「 紫陽花 」を見る事が出来ます。
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【 北条時頼廟所・公墓所 】
「 総門 」から入り、すぐ左手に見えるのが第五代執権「 北条時頼( 在職 : 1246年 - 1256年 )の廟所 」です。  そして、その奥の宝篋印塔は時頼の墓と伝えられています。  かつて、この辺りには時頼が建てた「 最明寺 」が有りました。  「 吾妻鏡 」は、康元元年( 1256 )、時頼が出家の準備の為に建立した寺と記されています。  時頼は、この年の11月22日に執権を辞し、翌日には、「 最明寺 」で「 蘭渓道隆 」を戒師として出家するのです。  以後、最明寺で隠居生活を送り、37歳で亡くなりました。

・北条時頼公廟
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・北条時頼公墓所
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【 月笑軒 】
甘味処みたいです。  甘いものは基本苦手の「 山ちゃん 」は一度も入った事がありません。
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この辺りも 紫陽花が 数多く植えられています。  意外と赤系統の物も見られます。
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【 桂橋 】
木造の橋を渡り「 参道( 石段 )」へ向かいます。
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【 参道 】
「 総門 」から「 山門 」へ続く参道で、石段で出来ています。  この両側には、数多くの「 紫陽花 」が植えられていており、此所が最大の撮影ポイント( 見所 )となっています。  階段の下と上から 両サイドの「 紫陽花 」が撮影出来ます。  混雑時には一時 通行止めとなり基本順番待ち( 約15分程度の間待ち時間 )となりますが、今年は待つことも無く撮影出来ました。  石段の左右に咲く「 名月院ブルーの紫陽花 」が実に綺麗です。  昔は 梅雨の季節 - 紫陽花 - カタツムリ と言うのが定番でしたが 最近見た事がありません。
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昨年撮った 参道の混雑の様子です。
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【 中門 】
参道の階段を上り「 山門 」を潜ります。
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何時もの通り「 門柱 」に花が飾られています。
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門を潜ると本堂に向かう途中 右手に「 沙羅双樹 」が植わっています。  「 平家物語 」の冒頭の文書が書かれている「 祇園精舎の鐘の声・・・・ 」が書かれています。
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「 山ちゃん 」の前にいた 20歳前後の女性組二人 これ 何! って言っていました。  平家物語 知らないんでしょうね。
  
【 本堂( 方丈 )】
本堂の本尊は「 聖観世音菩薩( 鎌倉時代 : 鎌倉観音巡礼第30番札所 )」です。  本堂に向かって 右手にある「 円窓 」。  今年は障子が閉められており撮る事が出来ません。  何時も この「 円窓 」を撮るために「 長蛇の列 」て゜順番待ちなのですが、多分「 三密 」を避ける為だと思われます。
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昨年の行列です。
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この「 円窓 」は、悟りや真理、大宇宙等を円で象徴的に表現したもので、別名「 悟りの窓 」とも呼ばれています。  以前撮った写真を添付しておきました。
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本堂左手に有る「 お地蔵様 」が皆さんを暖かく迎えてくれます。
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【 枯山水庭園 】
本堂の前の「 枯山水 」です。
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【 明月院後庭園( 花菖蒲園 )】
更に「 拝観券( 500円 )」を支払い 庭園に入ります。  「 悟りの窓 」を庭園内側より見る事が出来ます。
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おおよそ3000株の「 花菖蒲 」は丁度見頃でした。  庭園には 椅子が用意されており、ゆっくりと 菖蒲園 を見学することが出来ます。  菖蒲の写真 ご覧下さい。
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写真愛好家のグループと遭遇。  先生のお話を 少し盗み聞き。  一様に リュック の中には カメラの機材が入っている様です。  女性の方達も 望遠レンズで撮られていました。  一目で中級以上の機材でした。
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何時もは「 お地蔵様や石の動物( ウサギ 亀 等 )」が飾られているのですが、今年は 準備前だった様です。
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崖の所で偶然「 イワタバコ 」を見つけました。  皆さん 全然気か付かれていません。  小さいですからね。
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この後「 本堂 」に戻り右手の「 開山堂 」に向かいます。
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ここも混雑無し。  
【 開山堂 】
「 禅興寺 」の「 明月院境内 」にあった「 宗猷堂 」を後に「 開山堂 」としたものです。  堂内中央に「 開山密室守厳 」の木像、向かって左に最明寺,禅興寺,当院の歴代の住持の位牌が祀られています。
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【 明月院のやぐら 】
「 開山堂 」の左手の山腹に,間口約7m,奥行き約6m,高さ約3mの「 やぐら( 鎌倉の周辺にある鎌倉時代中期以降から室町時代前半にかけて作られ、または使用された横穴式の納骨窟または供養堂。   現在では風化で苔むした洞穴にしか見えないですが、建立当時の内装は豪華であったといわれている )」があります。   「 やぐら 」の壁面中央には,阿弥陀如来像、多宝如来、両側には十六羅漢の浮彫りが彫られています。  「 やぐら 」中央には「 宝筴印塔( 上杉憲方の墓 )」があります。   「 宝篋印塔 」背後の壁面には、釈迦如来、多宝如来が浮き彫りされ、その周りに十六羅漢の浮き彫りもあるため「 羅漢洞 」とも呼ばれています。
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【 瓶の井( かめのい:つるべのい )】
内部が水瓶のようなふくらみがあることから「 瓶ノ井( つるべのい )」と呼ばれています。  又「 水甕のような小さな井戸 」という意味から「 甕ノ井( かめのい )」とも呼ばれ、現在でも使用することの出来る井戸で、「 鎌倉十井 」の一つとなっています。
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【 お地蔵様 】   
明月院の開山堂前に置かれた「 花想い地蔵 」です。
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  この後「 総門 」へ向かいます。
【 木瓜の実 】
今年も元気に育っていました。
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【 庭園に咲く紫陽花 】
ここも混雑無し。  数々の 紫陽花 が撮れました。  僅かですが 青色以外の紫陽花も咲いています。
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【 竹林 】
暑い日でした。  「 竹林 」からの太陽の光が眩しく目に染み入ります。
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予定していたよりも 早く見終わったので、折角来たからにはと思い 鎌倉経由 江ノ電 に乗車して「 鎌倉高校前駅 」に行って来ました。  この事は 来週月曜日に報告します。

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