鎌倉「 報国寺 」に行ってきました。
今日から 鎌倉の「 古刹 」シリーズです。
「 鎌倉の古刹 」は、「 紫陽花の季節 」は大混雑をします。 避ける為に 早々と爽やかな風が吹く中、友達とカメラを担いで訪ねました。 今日から鎌倉の古刹巡りがスタートします。 最初訪ねたのは「 報国寺 」です。
JR鎌倉駅から「 京浜急行バス 」で「 鎌倉霊園正面太刀洗・金沢八景駅行き 」で約15分程度、「 浄明寺バス停 」下車。 2~3分程度歩くと「 報国寺山門 」が見えて来ます。 この門はなだらかな参道に参拝者を導く「 薬医門( 2本の本柱の背後だけに控え柱を立て、切妻屋根をかけた門 )」で、平成19年( 2007 )に再建されました。
報国寺( ほうこくじ )は、神奈川県鎌倉市にある「 臨済宗建長寺派の禅宗寺院 」で、山号は功臣山( こうしんざん )。 この寺は 淨妙寺中興の「 足利貞氏の父・家時 ( 足利尊氏の祖父 )」が開基。 本尊は釈迦如来坐像です。 夢想国師の兄弟子「 天岸慧広( 仏乗禅師 )の開山で、建武元年( 1334年 )の創建で休耕庵を建てて修業されました。
かつては足利、上杉両氏の菩提寺として栄え、鎌倉五山・十刹に次ぐ諸山に数えられ官寺の格を与えられていました。 永享の乱( 永享10年、1438 )の際、室町幕府第6代将軍「 足利義教( あしかがよしのり )」に敵対した4代鎌倉公方「 足利持氏( あしかがもちうじ )」は瑞泉寺塔頭の永安寺に於いて、嫡子で僅か10歳の「 足利義久( あしかが よしひさ )」が「 報国寺 」で自害割腹されました。 「 報国寺 」は関東に於ける足利公方終焉の地であります。 鎌倉三十三観音霊場の第十番、鎌倉十三仏霊場の第八番( 観音菩薩 )、東国花の寺百ヶ寺の鎌倉五番札所でもあります。 古くから境内の「 孟宗の竹林 」で知られています。
報国寺山門を入ると、参道左側は苔むした手入れの行き届いた庭になっています。 参道を進むとお地蔵様が迎えてくれます。
階段を上がると 左手に「 茅葺の鐘楼 」、正面に「 釈迦三尊 」を祀った「 本堂 」、そして「 竹の庭への入口 」につながります。 関東大震災までは本堂も茅葺だったらしいですよ。
「 竹の庭への入口 」から見る「 孟宗竹 」は圧巻です。 この竹は、京都から移したという二千本の孟宗竹の庭です。 生い茂った竹林の中に一歩足を踏み入れると、太陽の光が竹で遮えぎって涼しく、上から差し込む光が柔らかく、天を仰ぐと、真っ直ぐに伸びた竹が異空間を作り出してくれていました。 聞こえてきたのは、笹の乾いた葉の音、爽やかな風の音、そして鳥のさえずりだけです。 こちらの竹は青さを保つために数年で伐採してしまうそうです。
又所々灯篭や石塔を配したシンプルな庭は、和の風景を醸し出していました。
そして 竹林の庭の奥に、足利尊氏の祖父・家時ほか一族の墓( やぐら )があります。 「 やぐら 」は、平地の少なかった鎌倉地方特有の岩肌をくり抜いて造られた横穴式の墳墓です。
鎌倉も 奥の方に行くと、人も少なく、ゆっくりと見学出来ます。 海外からの観光客は大半が欧米系で 静かでした。 撮影5月30日
報国寺を後にして、直ぐ近くの浄妙寺へと向かいます。
「 鎌倉の古刹 」は、「 紫陽花の季節 」は大混雑をします。 避ける為に 早々と爽やかな風が吹く中、友達とカメラを担いで訪ねました。 今日から鎌倉の古刹巡りがスタートします。 最初訪ねたのは「 報国寺 」です。
JR鎌倉駅から「 京浜急行バス 」で「 鎌倉霊園正面太刀洗・金沢八景駅行き 」で約15分程度、「 浄明寺バス停 」下車。 2~3分程度歩くと「 報国寺山門 」が見えて来ます。 この門はなだらかな参道に参拝者を導く「 薬医門( 2本の本柱の背後だけに控え柱を立て、切妻屋根をかけた門 )」で、平成19年( 2007 )に再建されました。
報国寺( ほうこくじ )は、神奈川県鎌倉市にある「 臨済宗建長寺派の禅宗寺院 」で、山号は功臣山( こうしんざん )。 この寺は 淨妙寺中興の「 足利貞氏の父・家時 ( 足利尊氏の祖父 )」が開基。 本尊は釈迦如来坐像です。 夢想国師の兄弟子「 天岸慧広( 仏乗禅師 )の開山で、建武元年( 1334年 )の創建で休耕庵を建てて修業されました。
かつては足利、上杉両氏の菩提寺として栄え、鎌倉五山・十刹に次ぐ諸山に数えられ官寺の格を与えられていました。 永享の乱( 永享10年、1438 )の際、室町幕府第6代将軍「 足利義教( あしかがよしのり )」に敵対した4代鎌倉公方「 足利持氏( あしかがもちうじ )」は瑞泉寺塔頭の永安寺に於いて、嫡子で僅か10歳の「 足利義久( あしかが よしひさ )」が「 報国寺 」で自害割腹されました。 「 報国寺 」は関東に於ける足利公方終焉の地であります。 鎌倉三十三観音霊場の第十番、鎌倉十三仏霊場の第八番( 観音菩薩 )、東国花の寺百ヶ寺の鎌倉五番札所でもあります。 古くから境内の「 孟宗の竹林 」で知られています。
報国寺山門を入ると、参道左側は苔むした手入れの行き届いた庭になっています。 参道を進むとお地蔵様が迎えてくれます。
階段を上がると 左手に「 茅葺の鐘楼 」、正面に「 釈迦三尊 」を祀った「 本堂 」、そして「 竹の庭への入口 」につながります。 関東大震災までは本堂も茅葺だったらしいですよ。
「 竹の庭への入口 」から見る「 孟宗竹 」は圧巻です。 この竹は、京都から移したという二千本の孟宗竹の庭です。 生い茂った竹林の中に一歩足を踏み入れると、太陽の光が竹で遮えぎって涼しく、上から差し込む光が柔らかく、天を仰ぐと、真っ直ぐに伸びた竹が異空間を作り出してくれていました。 聞こえてきたのは、笹の乾いた葉の音、爽やかな風の音、そして鳥のさえずりだけです。 こちらの竹は青さを保つために数年で伐採してしまうそうです。
又所々灯篭や石塔を配したシンプルな庭は、和の風景を醸し出していました。
そして 竹林の庭の奥に、足利尊氏の祖父・家時ほか一族の墓( やぐら )があります。 「 やぐら 」は、平地の少なかった鎌倉地方特有の岩肌をくり抜いて造られた横穴式の墳墓です。
鎌倉も 奥の方に行くと、人も少なく、ゆっくりと見学出来ます。 海外からの観光客は大半が欧米系で 静かでした。 撮影5月30日
報国寺を後にして、直ぐ近くの浄妙寺へと向かいます。
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