東京散策「 谷根千 」 其の弐

東京散策「 谷根千 」 其の壱 からの続きです。  今回は「 はん亭 根津 」、「 旅館 澤の屋 」、「 ヒマラヤ杉 」 、「 繪処アランウエスト 」等です。

          「 串揚げ のお店「 はん亭 根津
地下鉄「 根津駅 」を 「 根津神社 」と反対側に「 言問通り 」を反対側に歩くと、直ぐに「 串揚げのお店 」、「 はん亭 根津 」があります。  根津は、東京では下町の名残が色濃くあります。  谷中は、寺町の落ち着いた雰囲気ですが、根津は「 其の壱 」で話しました通り、根津神社の門前町で有った為、賑わいのある粋な界隈でした。  大正の震災、昭和の戦災をかろうじて逃れ、明治・大正・昭和初期の建物も、少なくなったと言ってもまだ数多く残っています。  又、東京大学や東京藝術大学などが近くに有った為に、文人や芸術家が生活した所でもあります。  串揚げ屋「 はん亭 」は、今やそのような根津の界隈を代表する「 木造三階建 」の建築です。このような三階建の木造建築は、戦後建築基拳法の成立により造られなくなって久しいのですが、大正から昭和初期にはよく見られたものです。   明治42年頃に建てられた商家でしたが、それを買い取り、串揚屋として使われています。  外観からは、かっての風惰豊かな旧き良き時代の空気が漂ってくる様で、国の「 有形登録文化財 」に登録されています。
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      「 藍染め大通り 」、「 旅館 澤の屋 」
根津神社入り口交差点を背にして「谷中 」へと なだらかな上り坂( 藍染め大通り )を登っていきます。  この当たりは結構「 台地 」となっていますが、新旧入り交じった家が建てられています。  坂の途中に、客の大半が 外国人 と名高い「 旅館 澤の屋 」さんがあります。  以前から 結構 取り上げられた「 家族経営の旅館 」として有名ですが、始めて 外から 見る事が出来ました。   ベッドでは無く 畳の上に布団を敷いて 寝るのが、外人の方には 好まれている様です。  谷中の紹介の中に「 澤の屋旅館 」の事が、以下説明されていました。

何の変哲もない日本式の旅館で、主に地方からの修学旅行の学生が多く宿泊していたが、少子化やホテルへの志向が強くなったことによる修学旅行やビジネス客の減少によって経営が苦しくなり(利用客ゼロの日が3日続いたこともあったらしい)、これを打開するため、1983年頃に顧客ターゲットを外国人に変更し、食事の提供も取りやめて低料金の宿泊施設(いわば日本版ベッド・アンド・ブレックファスト)に方針を変更して経営を立て直したことで有名となり、しばしばテレビなどのマスメディアで紹介される。施設自体はごく普通の繁華街にある、12室の和室と共同式浴場・トイレを持つ小規模の日本旅館であるが、旅行者用ホテルより宿泊費が安いことが外国のガイドブックに紹介されて外国人旅行者に広まったらしい。この結果、周辺に外国人向けの施設などがほとんどないにも関わらず、現在では事実上外国人宿(外国人の比率8割~9割程度)に変貌し、宿泊費を節減したい外国人の利用によって高い稼働率(92%程度と報じられる)を保っているといわれている。なお、経営者は、2003年に国土交通省から「観光カリスマ百選」に選定されている
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     大名時計博物館
坂を 上り詰めた所を右折すると、右側に「 大名時計博物館 」が有りましたが、閉館でした。   この当たりから お寺が 密集 し始めます。
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     谷中のシンボル「 ヒマラヤ杉 」
先を右折して 少し行くと、三叉路の所に、突如 「 大きな ヒマラヤ杉 」が現れます。    細い道に覆いかぶさるように“大きな幹があり、谷中のシンボリックな木として、散策する人に親しまれています。  このヒマラヤ杉の下に、レトロな「 みかど(三叉路にあるので “みかど”と言われているらしいです )パン店 」が有りますが、元は戦前、みかどパン店の現店主さんのお祖父さんが鉢植えの状態から育て始め、今では15mもの高さを誇る立派な木に育ったそうです。
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      「 繪処アランウエスト 」
そこから 数軒先に、米国 ワシントンDC 出身の日本画家「 アラン・ウエスト(Allan West, 1962年 -)さん 」のアトリエ「 繪処アランウエスト 」があります。  カーネギーメロン大学芸術学部卒。日本にに魅せられ、東京藝術大学日本画科を卒業されています。  この方を知ったのは、関口宏の「 風に吹かれて( BS-TBS 毎週火曜日 ) 」で紹介されたのが切っ掛けです。  又先週の「 和風総本家( TV東京 毎週 木曜日 ) 」の「 谷根千( やねせん ) 」特集でも 紹介されていました。  その番組によりますと、日本画の画材専門店は「 全国で10軒 」程度で、谷中周辺にはその内4軒 が有るらしいです。  アランさんはその「 岩絵の具 」の画材に魅了されて、ここに住まわれる事になったらしいです。  当然立地条件も有ったと思いますが、やはり 下町「 谷中 」に魅せられて、14年も 住んでおられるのでしょう。   「 日本画 ・屏風絵 ・ 掛軸などを手掛けられております。   一度お目に掛かりたいと思っていましたら、タイミング良く アトリエ の前で「 水撒き 」をされていました。  アトリエを見せて戴きたいと申し出たら、流暢な日本語で「 どうぞ 」と言って下さいました。  「 何でも質問して下さい 」と言われましたが、何を質問して良いのか 写真撮影の了解を戴いて、中に 飾られている「 屏風 」等を撮させて戴きました。  わざわざ 自席に座ってポーズを取って戴きました。  ほんと 温和で、親切な方で 谷中にピッタリという印象でした。  短い時間でしたが お世話になりました。  以下 写真をご覧下さい。
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     以下は「 和風総本家 」からの画像です
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     高級料亭「 金田中 」からの依頼作品
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     若かりし頃の「 アランさん 」
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このアトリエは「 おかしな刑事( テレビ朝日系 主演は伊東四朗、羽田美智子等 )」の「 第7作 さくらそうは見ていた(2011年作品) 」でも 使われていました。  以下 写真をご覧下さい。
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アランさんのアトリエを後に「 日本美術院 」の横を通り「 言問通り 」へと移動します。
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     新旧の建物
「 言問通り 」に出て 少し歩くと 高層マンションを見る事が出来ます。   以前にも 話しましたが 新旧 入り交じった建物が有って 面白いです。
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次回、東京散策「 谷根千 」 其の参 へと続きます。

参考資料 : ウィキペディア、和風総本家、TV番組「 おかしな刑事 」 等

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