オペラ「 ばらの騎士 ( Der Rosenkavalier Op.59 )」とDVDラベル
この有名なオペラ「 ばらの騎士 ( Der Rosenkavalier Op.59 )」が 「 メトロポリタン オペラ 」としてWOWOWで放送されました。 この放送の司会進行役は 名テノール歌手「 プラシド・ドミンゴ 」氏です。
この作品は「 リヒャルト・シュトラウス 」が作曲し、ドレスデンの宮廷歌劇場で 1909年に初演された オペラの代表作で、当日 大ヒットをして、ドレスデンに演奏を聴きに行く特別列車が出たと言われている。 非常に演奏時間が長い作品で、第1幕 75分、第2幕 60分、第3幕 65分 合計 約3時間20分となっている。 又 演奏も難しいため上演のみならず録音でもしばしば慣習的にカットが行われている。これはシュトラウス自身が認めていたものである。 このオペラの筋立ては貴族達の恋愛がテーマのコメディ作品でありながら、全3幕からなる非常に大規模で演奏困難なオペラである。第1幕・第2幕はウィーンの貴族の屋敷内に、第3幕は居酒屋・宿屋に設定されている。 時は18世紀中頃、マリア・テレジア治政下のオーストリア ウィーンが舞台となっており、ロココの香りを漂わせつつ、遊戯と真実を対比させた作品として仕上げられた。プロットが「 フィガロの結婚 」と似ているのはこのためである。 タイトルの「 ばらの騎士 」とは、ウィーンの貴族が婚約の申込みの儀式に際して立てる使者のことで、婚約の印として「 銀のばらの花 」を届けることから、このように呼ばれる。物語当時の貴族の間で行われている慣習という設定であるが、実際は創作である
【 第1幕 】
時は18世紀中頃、舞台はウィーンの陸軍元帥の館。元帥夫人(S:陸軍元帥の妻、貴婦人 )は夫の留守中、寝室にまだ若く、そして美しき貴公子オクタヴィアン( Ms:伯爵家の若き貴公子 )を招き入れ、一夜を過ごしていました。
早朝、そこへ突然オックス男爵( Bs:好色な田舎貴族 )が訪ねてきます。 元帥夫人の従兄弟である男爵は、好色で知れた田舎貴族。 女装をして小間使いに変装したオクタヴィアンをも口説こうとします。 そんなオックス男爵が元帥夫人を訪ねてきたのは、彼が裕福な新興貴族ファーニナル( Br:新興貴族、ゾフィーの父 )の娘ゾフィー( S:オックス男爵の婚約者 )と婚約したので、彼女に「銀のばら」を贈る「ばらの騎士」を紹介してほしいと頼みにきたからでした。元帥夫人はばらの騎士としてオクタヴィアンを推薦します。オックス男爵は納得して帰っていきました。 元帥夫人は若かった昔のことを思い出しながら、時の移ろいに憂いを感じていました。そして、オクタヴィアンに、いずれ私より若く、美しい人のために私のもとをから立ち去るでしょうと話します。オクタヴィアンはそれを否定しましたが、すっかり拗ねてしまって館を後にしました。
【 第2幕 】
正装したオクタヴィアンは裕福な新興貴族ファーニナルの館を訪れ、娘のゾフィーに銀のばらを贈ります。このときオクタヴィアンとゾフィーはお互いに一目惚れしていました。 続いてオックス男爵の登場です。彼は婚約者のゾフィーに下品な物言いをし続けたので、ゾフィーはすっかりこの結婚が嫌になってしまいました。そして彼女はオクタヴィアンに助けを求めます。オックス男爵の下品な態度に怒ったオクタヴィアンは成り行きでとうとう剣を抜き、彼と決闘となりました。もともと弱虫の男爵は、ちょっと怪我をしただけで大げさに騒ぎます。ゾフィーの父ファーニナルはこんな事態になったことに怒り、娘を叱りつけました。 騒ぎが一時おさまったとき、オックス男爵に一通の手紙が届きます。それは元帥夫人の小間使いからのお誘い。実はオクタヴィアンの仕組んだものでしたが、男爵は喜んで会いに行きました。
【 第3幕 】
郊外にある居酒屋の一室に、オックス男爵と小間使いに扮して女装をしたオクタヴィアンがいます。オクタヴィアンは
散々、男爵をからかった後にその醜態をゾフィーの父ファーニナルに見せたので、ファーニナルも愛想を尽かしました。 そこへ元帥夫人がやってきます。元帥夫人は男爵にこれ以上の醜態をさらすことなく立ち去るように言い、オックス男爵は引き下がりました。 そこに残ったのは、元帥夫人とオクタヴィアン、ゾフィーの3人。2人の女性の間でオクタヴィアンは戸惑います。そのとき、元帥夫人は身を引くことを決心し、静かに立ち去ったのでした。その後二人になったオクタヴィアンとゾフィーは、抱き合いながら愛を誓い合ったのでした。
【 見所 ・ 聞き所 】
① 「モーツァルト風のオペラ」を目指したこともあり、概ね3管編成のオーケストラは随所でシュトラウスならではの官能的・色彩的な部分もあるものの、比較的軽妙で透明な音色を主体としている。その意味ではモーツァルトのオペラ・ブッファを意識したかのようなつくりである。物語の舞台となったウィーン名物のウィンナ・ワルツがあちこちに登場しているのは、作品の時代とは合わないとして一部の批評家からの指摘を受けたが、聴衆からは好評であった。オックス男爵のワルツはしばしば独立して演奏されることがある。
② 序奏 第1幕の幕が開く前に演奏される。元帥夫人とオクタヴィアンが過ごした一夜を描くとされる短い導入曲で、オクタヴィアンを表す若々しく情熱的な動機や、それに応えて元帥夫人を表す柔和な音楽が奏されるうちに幕が開く。
③ 元帥夫人のモノローグ 第1幕で独りになった元帥夫人の独白である。夫人は、修道院を出てきたばかりの若い自分はどこへいったのかと問い、また避けられない老いの予感に心を痛めるが、時の移ろいは誰にも避けられないものであることを悟り、いつかはオクタヴィアンが去ることを予言する。元帥夫人を演ずる歌手の重要な聴かせどころのひとつで、リサイタルで独立して演奏されることもある。
③ 銀のばらの贈呈の場面と二重唱 第2幕でオクタヴィアンがゾフィーに婚約のしるしであるペルシャ産の香油をたらした銀の薔薇の造花を渡す場面の音楽である。ハープやチェレスタに彩られて弱音器つきの弦楽器が木管が奏でる優美で、繊細な色彩感をもった音楽に乗って婚約申込みの口上が述べられる。そのあとには打ち解けた二人の二重唱が続くが、結婚の喜びを歌い上げるゾフィーと、彼女に惹かれて恋心を抱き始めたオクタヴィアンがそれぞれ歌う音楽には微妙なずれがある。
③ オックス男爵のワルツ 第2幕後半で、オクタヴィアンに腕を傷つけられたオックス男爵が、ファニナルの薦める酒を飲んで機嫌を直して歌う場面の音楽。通称『ばらの騎士のワルツ』で知られるが、もともとはヨーゼフ・シュトラウスの作品(『ディナミーデン』作品173)をもとにしている。
④ パントマイム 第3幕冒頭で、マリアンデル名義でオックス男爵をおびき出し、一杯食わせようというオクタヴィアンの作戦を実行するため、宿屋で準備を行う場面で奏される。歌唱・台詞無しのパントマイムで進行する。軽快・快活な曲想である。
⑤ 三重唱 「 ばらの騎士の三重唱 」として知られる名場面。それぞれが自分の想いを独白で歌う三重唱である。オクタヴィアンは一目惚れしたゾフィーに夢中だが、先日まで愛し合っていた元帥夫人にも未練があり、ひどく混乱している。ゾフィーはオックスに裏切られ、自分を救ってくれると信じたオクタヴィアンが各上の元帥夫人と愛人関係にあることを知って傷ついている。オクタヴィアンをつなぎとめることも出来たはずの元帥夫人であるが、潔く若い二人を祝福し、身を引く決意をする。ホーフマンスタールはシュトラウスに手紙を送り、この場面で元帥夫人がゾフィーに見劣りするような音楽を書いてはならないと注意を呼びかけている。若いオクタヴィアンの気持ちとしてはゾフィーに夢中であることを表しつつ、彼女よりも魅力的な元帥夫人が敢えて身を引くことを音楽でも示すように、との趣旨である。今日、この場面はゾフィー役ではなく、元帥夫人役の歌手にとっての聴かせどころの一つと見なされていることから、シュトラウスは台本作者の要求に見事に応えたのだと考えてよい。シュトラウスにとっても愛着のある曲であり、遺言により彼の葬儀で演奏された(指揮はゲオルク・ショルティ)。
上記文書 ウィキペディア を参考にさせて貰いました。
有名な上演としては、カラヤン指揮ウィーン・フィルによるザルツブルク祝祭大劇場公演(1960)や、カルロス・クライバー指揮による公演(バイエルン国立歌劇場及びウィーン国立歌劇場)が挙げられます。
冒頭書きました通り、延々3時間に及ぶ演奏で、第2幕 のみ聞きました。 このままでは 3日間 掛かりますが 全部聞き終えたいと意気込んでいます。 この放送、演奏も素晴らしいですが「 画質 」、「音質( 5.1 Channel Surround )共に 最高の出来です。
当然ですが、録画し、ラベルも一緒に作成しました。
この作品は「 リヒャルト・シュトラウス 」が作曲し、ドレスデンの宮廷歌劇場で 1909年に初演された オペラの代表作で、当日 大ヒットをして、ドレスデンに演奏を聴きに行く特別列車が出たと言われている。 非常に演奏時間が長い作品で、第1幕 75分、第2幕 60分、第3幕 65分 合計 約3時間20分となっている。 又 演奏も難しいため上演のみならず録音でもしばしば慣習的にカットが行われている。これはシュトラウス自身が認めていたものである。 このオペラの筋立ては貴族達の恋愛がテーマのコメディ作品でありながら、全3幕からなる非常に大規模で演奏困難なオペラである。第1幕・第2幕はウィーンの貴族の屋敷内に、第3幕は居酒屋・宿屋に設定されている。 時は18世紀中頃、マリア・テレジア治政下のオーストリア ウィーンが舞台となっており、ロココの香りを漂わせつつ、遊戯と真実を対比させた作品として仕上げられた。プロットが「 フィガロの結婚 」と似ているのはこのためである。 タイトルの「 ばらの騎士 」とは、ウィーンの貴族が婚約の申込みの儀式に際して立てる使者のことで、婚約の印として「 銀のばらの花 」を届けることから、このように呼ばれる。物語当時の貴族の間で行われている慣習という設定であるが、実際は創作である
【 第1幕 】
時は18世紀中頃、舞台はウィーンの陸軍元帥の館。元帥夫人(S:陸軍元帥の妻、貴婦人 )は夫の留守中、寝室にまだ若く、そして美しき貴公子オクタヴィアン( Ms:伯爵家の若き貴公子 )を招き入れ、一夜を過ごしていました。
早朝、そこへ突然オックス男爵( Bs:好色な田舎貴族 )が訪ねてきます。 元帥夫人の従兄弟である男爵は、好色で知れた田舎貴族。 女装をして小間使いに変装したオクタヴィアンをも口説こうとします。 そんなオックス男爵が元帥夫人を訪ねてきたのは、彼が裕福な新興貴族ファーニナル( Br:新興貴族、ゾフィーの父 )の娘ゾフィー( S:オックス男爵の婚約者 )と婚約したので、彼女に「銀のばら」を贈る「ばらの騎士」を紹介してほしいと頼みにきたからでした。元帥夫人はばらの騎士としてオクタヴィアンを推薦します。オックス男爵は納得して帰っていきました。 元帥夫人は若かった昔のことを思い出しながら、時の移ろいに憂いを感じていました。そして、オクタヴィアンに、いずれ私より若く、美しい人のために私のもとをから立ち去るでしょうと話します。オクタヴィアンはそれを否定しましたが、すっかり拗ねてしまって館を後にしました。
【 第2幕 】
正装したオクタヴィアンは裕福な新興貴族ファーニナルの館を訪れ、娘のゾフィーに銀のばらを贈ります。このときオクタヴィアンとゾフィーはお互いに一目惚れしていました。 続いてオックス男爵の登場です。彼は婚約者のゾフィーに下品な物言いをし続けたので、ゾフィーはすっかりこの結婚が嫌になってしまいました。そして彼女はオクタヴィアンに助けを求めます。オックス男爵の下品な態度に怒ったオクタヴィアンは成り行きでとうとう剣を抜き、彼と決闘となりました。もともと弱虫の男爵は、ちょっと怪我をしただけで大げさに騒ぎます。ゾフィーの父ファーニナルはこんな事態になったことに怒り、娘を叱りつけました。 騒ぎが一時おさまったとき、オックス男爵に一通の手紙が届きます。それは元帥夫人の小間使いからのお誘い。実はオクタヴィアンの仕組んだものでしたが、男爵は喜んで会いに行きました。
【 第3幕 】
郊外にある居酒屋の一室に、オックス男爵と小間使いに扮して女装をしたオクタヴィアンがいます。オクタヴィアンは
散々、男爵をからかった後にその醜態をゾフィーの父ファーニナルに見せたので、ファーニナルも愛想を尽かしました。 そこへ元帥夫人がやってきます。元帥夫人は男爵にこれ以上の醜態をさらすことなく立ち去るように言い、オックス男爵は引き下がりました。 そこに残ったのは、元帥夫人とオクタヴィアン、ゾフィーの3人。2人の女性の間でオクタヴィアンは戸惑います。そのとき、元帥夫人は身を引くことを決心し、静かに立ち去ったのでした。その後二人になったオクタヴィアンとゾフィーは、抱き合いながら愛を誓い合ったのでした。
【 見所 ・ 聞き所 】
① 「モーツァルト風のオペラ」を目指したこともあり、概ね3管編成のオーケストラは随所でシュトラウスならではの官能的・色彩的な部分もあるものの、比較的軽妙で透明な音色を主体としている。その意味ではモーツァルトのオペラ・ブッファを意識したかのようなつくりである。物語の舞台となったウィーン名物のウィンナ・ワルツがあちこちに登場しているのは、作品の時代とは合わないとして一部の批評家からの指摘を受けたが、聴衆からは好評であった。オックス男爵のワルツはしばしば独立して演奏されることがある。
② 序奏 第1幕の幕が開く前に演奏される。元帥夫人とオクタヴィアンが過ごした一夜を描くとされる短い導入曲で、オクタヴィアンを表す若々しく情熱的な動機や、それに応えて元帥夫人を表す柔和な音楽が奏されるうちに幕が開く。
③ 元帥夫人のモノローグ 第1幕で独りになった元帥夫人の独白である。夫人は、修道院を出てきたばかりの若い自分はどこへいったのかと問い、また避けられない老いの予感に心を痛めるが、時の移ろいは誰にも避けられないものであることを悟り、いつかはオクタヴィアンが去ることを予言する。元帥夫人を演ずる歌手の重要な聴かせどころのひとつで、リサイタルで独立して演奏されることもある。
③ 銀のばらの贈呈の場面と二重唱 第2幕でオクタヴィアンがゾフィーに婚約のしるしであるペルシャ産の香油をたらした銀の薔薇の造花を渡す場面の音楽である。ハープやチェレスタに彩られて弱音器つきの弦楽器が木管が奏でる優美で、繊細な色彩感をもった音楽に乗って婚約申込みの口上が述べられる。そのあとには打ち解けた二人の二重唱が続くが、結婚の喜びを歌い上げるゾフィーと、彼女に惹かれて恋心を抱き始めたオクタヴィアンがそれぞれ歌う音楽には微妙なずれがある。
③ オックス男爵のワルツ 第2幕後半で、オクタヴィアンに腕を傷つけられたオックス男爵が、ファニナルの薦める酒を飲んで機嫌を直して歌う場面の音楽。通称『ばらの騎士のワルツ』で知られるが、もともとはヨーゼフ・シュトラウスの作品(『ディナミーデン』作品173)をもとにしている。
④ パントマイム 第3幕冒頭で、マリアンデル名義でオックス男爵をおびき出し、一杯食わせようというオクタヴィアンの作戦を実行するため、宿屋で準備を行う場面で奏される。歌唱・台詞無しのパントマイムで進行する。軽快・快活な曲想である。
⑤ 三重唱 「 ばらの騎士の三重唱 」として知られる名場面。それぞれが自分の想いを独白で歌う三重唱である。オクタヴィアンは一目惚れしたゾフィーに夢中だが、先日まで愛し合っていた元帥夫人にも未練があり、ひどく混乱している。ゾフィーはオックスに裏切られ、自分を救ってくれると信じたオクタヴィアンが各上の元帥夫人と愛人関係にあることを知って傷ついている。オクタヴィアンをつなぎとめることも出来たはずの元帥夫人であるが、潔く若い二人を祝福し、身を引く決意をする。ホーフマンスタールはシュトラウスに手紙を送り、この場面で元帥夫人がゾフィーに見劣りするような音楽を書いてはならないと注意を呼びかけている。若いオクタヴィアンの気持ちとしてはゾフィーに夢中であることを表しつつ、彼女よりも魅力的な元帥夫人が敢えて身を引くことを音楽でも示すように、との趣旨である。今日、この場面はゾフィー役ではなく、元帥夫人役の歌手にとっての聴かせどころの一つと見なされていることから、シュトラウスは台本作者の要求に見事に応えたのだと考えてよい。シュトラウスにとっても愛着のある曲であり、遺言により彼の葬儀で演奏された(指揮はゲオルク・ショルティ)。
上記文書 ウィキペディア を参考にさせて貰いました。
有名な上演としては、カラヤン指揮ウィーン・フィルによるザルツブルク祝祭大劇場公演(1960)や、カルロス・クライバー指揮による公演(バイエルン国立歌劇場及びウィーン国立歌劇場)が挙げられます。
冒頭書きました通り、延々3時間に及ぶ演奏で、第2幕 のみ聞きました。 このままでは 3日間 掛かりますが 全部聞き終えたいと意気込んでいます。 この放送、演奏も素晴らしいですが「 画質 」、「音質( 5.1 Channel Surround )共に 最高の出来です。
当然ですが、録画し、ラベルも一緒に作成しました。

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