山ちゃんの徒然日記

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zoom RSS 久し振りに「鞍馬山」へ

<<   作成日時 : 2017/08/09 05:00   >>

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昔々のその昔、小学校 低学年の時に「 鞍馬寺 」に行ったのですが、ただ参拝した記憶は無く、帰りに 叡山鉄道の出町柳駅から京阪電車 三条駅 迄 歩いた記憶のみが頭の片隅に残っています。
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「 鞍馬寺 」に就いて触れますと、昭和24年( 1949 )迄、天台宗に属すも以降独立して「 鞍馬弘教 総本山 」となっています。  山号は鞍馬山で、本尊は「 尊天( 毘沙門天王、千手観世音菩薩、護法魔王尊尊 )」です。  鞍馬と言えば「 牛若丸( 源義経 )」が修行をした地として有名ですが、新西国十九番札所でもあります。

「 鞍馬蓋寺縁起( あんばがいじえんぎ )」によると、鑑真和上の高弟「 鑑禎( 鑑真が唐から伴ってきた高弟8名の内の一人 )が宝亀元年( 770 )草庵を結び、毘沙門天を安置したのが始まりで、2年後のある夜夢の中に、山城国の北方に霊山があると告げられ尋ねた鑑禎は、ある山の上方に宝の鞍を乗せた白馬の姿を見ます。( その山とはが鞍馬山のこと )  山に入った鑑禎は女形の鬼に襲われ殺されそうになるも、あわやという時、毘沙門天に助けられ毘沙門天を祀る一寺を建立したという。  又「 今昔物語集 」、「 扶桑略記 」等の伝承では、延暦15年( 796 )藤原南家の出身の「 藤原伊勢人 」は、千手観音の像を作って、毘沙門天と共に安置し、鞍馬寺を創建したという。  この伝承は「 日本後紀 」延暦15年( 796 )の条に東寺の造営の任に当たっていた藤原伊勢人の夢に、現在の鞍馬寺からほど近い「 貴船神社 」の神が現れ鞍馬寺を建立するよう託宣したと記されていることからほぼ史実であると考えられます。

9世紀末の寛平年間( 889 〜 897 )、東寺の僧「 峯延( ぶえん )」が入寺したころから、鞍馬寺は「 真言宗寺院 」となりますが、12世紀には天台宗に改宗、以後の鞍馬寺は長く青蓮院の下にありました。  寛治5年( 1091 )には「 白河上皇 」が参詣、「 承徳3年( 1099 )には「 関白 藤原師通 」が参詣するなど、平安時代後期には広く信仰を集めていた様です。  「 枕草子 」には「 近うて遠きもの 」の例として、鞍馬寺の「 九十九( つづら )折り 」の参道を挙げています。

「 鞍馬寺 」は、大治元年( 1126 )の火災を始めとして、度々焼失しています。  江戸時代の 文化9年( 1812 )には一山炎上する大火災があり、近代では昭和20年( 1945 )に本殿などが焼失しています。  このため、堂宇( どうう、堂の建物 )は何れも新しい建物ですが、仏像などの文化財は豊富残されています。

昭和期の住職「 信楽香雲( しがらきこううん )」は、昭和22年( 1947 )に「 鞍馬弘教 」を開宗。  昭和24年には天台宗から独立して「 鞍馬弘教総本山 」となっています。

鞍馬山は、山岳信仰 ・ 山伏による密教も盛んでありました。  本殿金堂の毘沙門天 ・ 千手観世音 ・ 護法魔王尊は何れも秘仏で、60年に一度、丙寅の年にのみご開帳されます。  秘仏厨子の前には「 お前立ち 」が常時安置されています。  お前立ちの魔王尊像は、背中に羽根を持ち、長い髭をたくわえた仙人の様な姿で、鼻が高く、格好をし、光背は木の葉で出来ています。  このことから「 鞍馬天狗 」とは元々「 護法魔王尊 」であったと思われます。

今回は「 仁王門 」から徒歩でと言いたいのですが、暑さと時間の都合で、ケーブルカーを利用して本殿迄としました。
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・仁王門 : 案内図 @
 明治24年( 1891 )に消失し明治44年( 1911 )に
 再建。  両側に立つ仁王尊像は運慶の嫡男、
 湛慶作と伝承。  ここで「 愛山費 」300円を
 支払います。
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・ケーブル普明殿 ( 山門駅 ) : 案内図 E
 毘沙門天像が奉安されており、ケーブルカーの
 駅となっています。  このケーブルカーは「 鞍馬
 山鋼索鉄道 」と言い、宗教法人が経営する唯一
 の鉄道となっています。  牛若號Wに乗車して
 2分で多宝塔駅に到着。  標高250m  
 乗車賃では無くケーブルカー寄進料として200円
 を支払います。
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画像が良くないですが「動画」です。

・ケーブル多宝塔駅 ( 山上駅 ) : 案内図 F
 昭和34年( 1959 )に再建。  標高370m
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・弥勒堂 : 案内図 H
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・九十九折参道
 清少納言が「 枕草子 」で「 くらまの九十九折と
 いふ道 」と記した坂道。
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・巽の弁財天社 : 案内図 ㉓
 学芸・財宝を司る福神、弁財天を祀る。水琴窟
 も付設されている。
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・本殿金堂・金剛床 : 案内図 ㉖
 昭和46年( 1971 )に再建。  宇宙の大霊、尊天
 のお働きを象徴する千手観音菩薩・毘沙門天王・
 護法魔王尊を奉安する中心道場。  御本尊は
 秘仏で、60年に一度、丙寅の年に開扉されます。
 本殿の地下は、宝殿で信徒の清浄髪が厳かに
 祀られています。  本殿金堂前の金剛床は、
 宇宙のエネルギーである尊天の波動が果てしなく
 広がる星曼荼羅を模し、内奥に宇宙の力を蔵
 する人間が宇宙そのものである尊天と一体化
 する修行の場となっています。  標高410m
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・光明心殿 : 案内図 ㉘
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蒸し暑い中、階段有り、九十九折り有り、で、汗を拭きながら、辿り着いた「 本堂金堂 」から、遠くに 比叡山が望めました。
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今回も 友達のお陰で 充実した京都を愉しむ事が出来ました。  この後 真っ直ぐに「 京都駅 」と思いきや、いえいえ、寄り道して、下鴨神社の「 かき氷 」を再度 戴きました。

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