山ちゃんの徒然日記

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zoom RSS 「生麦事件」の地を訪ねました【 其の壱 】

<<   作成日時 : 2017/02/09 05:00   >>

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「 生麦事件 」とは、幕末 文久2年( 1862 )に、武蔵国橘樹郡生麦村( 現在の 神奈川県横浜市鶴見区生麦、当時この一帯は地名の通り麦畑だったらしい )付近に於いて、薩摩藩主「 島津茂久 」の父「 島津久光 」の行列に乗馬していたイギリス人達を、藩士達が殺傷( 1名死亡、2名重傷 )した事件で「 尊王攘夷運動 」の高まりの中、この事件は大きな政治問題となり、そのもつれから「 薩英戦争( 文久3年7月 )」が起こりました。  3回に分けてアップします。
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この事件の石碑が、京急本線「 生麦駅 」
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近くの 旧東海道沿いに残っているので訪ねました。  緑の線は「 京浜急行 生麦駅 」を下車してから 時計回りに歩いた道順を、 は 写真を撮った場所等を示しています。  新旧の地図を照らし合わせ見て下さい。
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当時の生麦村は 北には山、南に海が広がり、海岸沿いに 東海道 が通っていました。  現在 海岸の方は埋め立てられ その面影はありません。
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文久2年( 1862 )9月14日 午後、薩摩藩主島津茂久の父で藩政の最高指導者「 島津久光 」
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は、孝明天皇の勅諚を携えた勅使の「 大原重徳 」を江戸迄護衛し、幕府に幕府改革を成すよう強請する役目を務めた。  その帰り、8月21日に軍勢400人余りの家臣と供に江戸を出発し京都へと向かっている最中でした。  この行列の道幅を覚えておいて下さい。
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行列が「 生麦村 」
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に差しかかった時、乗馬と旅行を楽しんでいた「 イギリス人達 」と出会う事になるのです。  その人達とは、横浜でアメリカ人経営の商店に勤めていた「 ウッドソープ・チャールズ・クラーク 」、横浜在住の生糸商人「 ウィリアム・マーシャル 」、その従姉妹で香港在住イギリス商人の妻であり、横浜へ観光に来ていた「 マーガレット・ボロデール夫人 」、そして、上海で長年商売をしていて見物の為に来日していた「 チャールズ・レノックス・リチャードソン 」の4人です。  4人はこの日、東海道を乗馬しながら 「 川崎大師 」を見物するのが目的であったといわれています。  当時の外国人の行動範囲は 横浜の「 外国人居留地 」を中心に図の紫色の範囲厳しく制限されていました。  その中での出来事なのです。
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この「 生麦村に於ける殺傷事件 」は、「 生麦村住人の届け出書 」、「 神奈川奉行所の役人の覚書 」、そして当時イギリス公使館の「 通訳見習だったアーネスト・サトウ 」の日記を突き合せてみると以下のような経緯を辿ったと思われます。

行列の先頭の方にいた薩摩藩士達は、正面から行列に乗り入れて来た騎乗のイギリス人4人に対し、身振り手振りで下馬し道を譲るように説明したが、イギリス人達は、「 わきを通れ 」と言われただけだと思いこんだのです。  しかし、行列はほぼ道幅一杯に広がっていたので、4人はどんどん行列の中に進みました。  鉄砲隊も突っ切り、ついに久光の乗る駕籠のすぐ傍迄馬を乗り入れたところで、供回りの声に さすがにまずいと気づいたらしい。  しかし、あくまでも下馬する発想はなく、今度は「 引き返せ 」と言われたと受け取り、馬首をめぐらそうとして あたりかまわず無遠慮に動いた( 多分 馬も動揺したのでは無いかと思われます )。  その時 お供の藩士数人が イギリス人達に斬りかかったのです。  

その殺傷事件の現場は 駅から徒歩15分程度で、生麦小学校の先「 旧東海道 」を左に曲がった場所で、個人の家の塀に「 説明パモル 」があります。
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下の写真の道は「 旧東海道 」で 思った以上に 狭い感じを受けましたが、せいぜい「 参勤交代 」等の大名行列が通れれば良かったわけですから。  先程の行列の「 錦絵図 」からも当時の道幅が判ります。  下の二枚の内 最初が「 江戸方向 」、後者が「 横浜方向 」に撮った 旧東海道の写真です。
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明日は【 其の弐 】へと続きます。

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